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水回りのリノベーション

トイレや浴室などのリノベーションも、部分的なリノベーションではよく利用されるところです。毎日使う水回りだけに汚れが気になりますし、どうしても傷みやすいためです。浴室などは特に、技術の進歩で使いやすいものが次々と開発されていて、水滴が残りにくくカビが生えにくい浴室や、お風呂のお湯が冷めにくい浴槽など、掃除が楽で光熱費の削減にもなるような商品が続々と登場しています。また、浴室乾燥や床暖房など、あると便利な機能も最近のシステムバスには当然のようについていますし、テレビやジェットバス、ミストサウナなど、お風呂をのんびり楽しみたい人にはうれしい機能も満載です。もちろんこうした機能がついているとそれだけ価格も高くなるのですが、癒しの時間としてお風呂を大切にする人が多くなっていることもあり、高機能な浴室が人気を集めています。
一般的な浴室リフォームは、現在の浴槽などをすべて取り除いたうえで、システムバスを設置しますが、工事の内容によって期間はかなり異なります。解体する現状のお風呂がどのようなタイプなのか、給排水管工事がどの程度必要か、電気工事を特別に行う必要があるのかなどによって、ずいぶん違いがあるからです。また、システムバスではなく、タイル張りの浴室にしたい、といった要望があれば、タイルを張るまでの下地の工事に加えて、タイル職人などが作業をする日数や、それが乾燥するまでの期間も浴室が使えない状態になるので、1ヵ月以上かかることも珍しくありません。一般的には、システムバスへのリノベーションであれば、だいたい1週間から10日、100〜200万円程度で施工できます。
また、トイレも意外と商品によって違いがあり、汚れが付きにくく掃除が楽なものや、タンクレスでコンパクトなもの、開閉から洗浄まですべてセンサーが自動で行う便座など、その機能はさまざまです。便座の交換だけ行う場合もあれば、トイレの空間そのものを特定のコンセプトのもとにリノベーションした、落ち着ける個室のようなトイレも多くなりました。
便座のみを交換するのならば、半日の作業でできますが、トイレ全体をリノベーションする場合には、やはり数日間工事をする必要があります。浴室が使えない場合には、銭湯などを利用するのが一般的ですが、トイレが使えない期間があると、これはかなり困ります。親せきや友人宅が近所にあればそこを借りたり、使い捨てのポータブルトイレを利用するなど、その間のトイレの確保は考えておきましょう。

 

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