ローンを組んでリノベーション
リノベーションをするためには、やはりそれなりの費用が必要になりますよね。もちろん、改装の規模や内容によってもかなり異なりますが、大規模なリノベーションを行う場合などは、数百万〜一千万前後の費用が必要になる場合もあるので、なかなか手持ちの資金だけでは難しくなります。そんな時に使えるのが、リフォームローンです。
リフォームローンを行っているのは、銀行やクレジット会社が中心ですが、公庫などが行う公的融資も条件が合えば受けることができます。金利の面でも公的融資が割安なので、できれば公的融資を利用したいところですね。ただし、審査や条件の面で手軽に借りることができるのは、やはり銀行などのリフォームローンです。住宅ローンを組んでいる銀行でリフォームローンを組むと優遇が受けられる場合もあるので、リノベーションのためのローンを組む場合にも、いろいろな方面で調べてみたほうがいいでしょう。
リフォームローンは、リフォームやリノベーションなどに使い道を限定したローンです。そのため、借りるためには、見積書や契約書などリフォームをすることを証明する書類が必要な場合もあります。また、築三年以上の建物にしか使えないなどの条件を設けている金融機関もあります。バリアフリー住宅や、太陽光発電などを導入した環境配慮住宅の場合には、金利の優遇が受けられる場合もあるので、検討してみるのがいいでしょう。
金利については、だいたい3〜4％台であることが多いので、住宅ローンに比べると高めになりますが、それでも普通にお金を借りるよりは低金利だといえます。担保を設定することで、金利が安くなるところも多いので、金利を低くしたい場合にはできるだけ担保を設定することを考えましょう。住宅ローンが残っている場合にリフォームローンを組んだ場合には、当然支払いも二重になるので、毎月の返済はできるだけ低く抑えたいものです。住宅ローンを組んでいる金融機関に相談したり、キャンペーンを利用するなどして、できるだけ低金利で借りるように努力してみてください。リフォームローンの多くは変動金利なので、住宅ローンがある程度固定で低金利の支払いが確定している場合は、金利の上昇に備えて早めにリフォームローンを返済しておくのもいいかもしれません。