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マンションのリノベーション

マンションは、一戸建てのように古くなったからといって自分だけの意見で建て替えることはできません。しかし、やはり毎日暮らす家は快適にしたいですよね。建て替えをすることなく内装や設備を一新することで住空間を快適にするリノベーションは、マンションには特にマッチした方法なのかもしれません。
リノベーションの規模にもよりますが、間取りから見直す全面リノベーションの場合には、内装や設備、壁などをすべて取り除いたスケルトンの状態からやり直すのが一般的。柱などは構造上動かすことはできませんが、それ以外は好きなように作ることができるので、ライフスタイルの変化に合わせた新しい間取りのマンションにすることができます。子供たちが独立して夫婦二人の生活になるので、部屋数は少なくしてリビングを大きく、料理好きの奥様のためには広いアイランドキッチンを、などといった間取りの変更ももちろん問題ありません。壁など床材などをすべて取り除いた状態から作り上げるため、水道管の位置などはある程度考慮したほうがスムーズにはいくものの、前の間取りにはほとんどこだわる必要がないのです。全面的にリノベーションを施したマンションは、全く違う部屋に生まれ変わり、その劇的な変化に驚かされるはずです。
ただし、マンションをリノベーションする場合には、注意しておくことがいくつかあります。まず、マンションの規約上、リノベーションが可能かどうか。分譲マンションの専用部分ならば、何をしても大丈夫と思いがちですが、中には規約でリフォームやリノベーションが制限されているところもあります。まずは、そのマンションがリノベーションできるような規約になっているかを確認しましょう。また、工事を行う際には、隣の部屋などに迷惑をかけないよう、作業時間を制限するなどの配慮をするのが一般的。そのため、マンションのリノベーションは多少期間が長くなる場合が考えられます。騒音や振動がないように、業者も注意して工事を進めることになりますが、それでもやはりあるていどの音は響くので、近隣の部屋には迷惑がかかるものです。業者も挨拶には回りますが、それとは別に自分でも近所の人に事前に話をしておくなど気を配っておいて、工事中なども顔を合わせたら「ご迷惑おかけしています」などの一言を忘れずに。トラブルにならないためにも、日々のコミュニケーションを築いておくことが大切です。

 

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