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賃貸物件をリノベーション

賃貸マンションのリノベーションは、マンションオーナーにとって気になる話題です。最近ではデザイナーによるリノベーションを施したお洒落な賃貸マンションなども増えており、借り手の間では高い人気となっています。賃貸マンションのリノベーションは、実際オーナーにとってはプラスになるのでしょうか?
賃貸物件は、入居率によって利益が大幅に左右されます。一般的には数年のサイクルで入居者が入れ替わる賃貸物件ですが、年々古くなる物件に常に新たな入居者がいる状態にするためには、物件の築年数に応じて賃料を下げることも必要になります。誰でも同じ賃料ならば新しい物件に住みたいと思うのが普通だからです。しかし、賃料の値下げは、マンションオーナーにとっては利益の減少につながるため、できるだけ避けたいところです。そこで注目されているのが、リノベーションなのです。
賃貸物件をリノベーションするメリットは、なんといっても物件の価値を上げること。通常年数を経ると下がっていく賃料を下げることなく入居者を募ることができますし、リノベーションによる手の加えぐあいによっては、賃料をアップすることさえ可能です。もちろんリノベーションすることで部屋のメンテナンスにもなりますので、物件の寿命を延ばすことにもつながりますし、賃料を下げないことで、入居者の質もキープすることができます。賃料が安くなると、どうしても入居者の質が下がるため、賃料の延滞や近隣とのトラブルも増えてくるもの。賃料を下げないと利益が上がるだけではなく、スムーズな管理にもつながります。
実際にどの程度のリノベーションを行うかが難しいところですが、リノベーションは予算や部屋の状態に応じてかなり自由にその範囲を決めることができます。もちろん物件全体をリノベーションして最新の設備を取り入れれば、非常に魅了的な賃貸物件として人気がでるかもしれませんが、一軒につき数百万円の費用が必要になります。多少の賃料の値上げで数百万円を回収するのは難しいので、やはりある程度費用は抑えることが必要でしょう。ただし、計算では100〜200万円ほどかけてリノベーションしても、それによって2万円ほど賃料を高いまま入居者がいる状態であれば、数年で回収できると考えられます。その後多少賃料を下げるとしても、最初にリノベーションをしない時よりは高く設定できますので、長い目で見るとさらに違いが大きくなるのです。長期的にマンションの入居率を高く保ち、スムーズな管理をしようと思うのならば、ある程度古くなった時点でリノベーションするのも良い方法だと思われます。

 

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